クリニックからのお知らせ

体外衝撃波(ESWT)を導入しました。スポーツの慢性障害などに効果が期待できます。

体外衝撃波とは?

衝撃波とは、音速を超えて伝わる圧力波を示します。整形外科分野では、主に腱障害の除痛や組織修復に効果があるとされ、さらに骨の疾患に対しても治療により組織修復に効果があると報告されています。そのメカニズムはまだ不明な点もありますが、痛みを感じる神経(自由神経終末)を変性させる効果、神経内で痛みに関連する伝達物質を減少や炎症に関与しているサイトカインという物質の発現抑制などで除痛効果が得られると報告されています。また、血管新生や成長因子の産生により組織修復が促されることで除痛効果が得られるとも報告されています。

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適応疾患

 【保険診療の対象】足底腱膜炎のみ

 【保険診療の対象ではない疾患(自由診療)】国際整形外科体外衝撃波学会(ISMST)では下記疾患が示されています。
   1)足部:アキレス腱炎・アキレス腱付着部炎
   2)膝:膝蓋腱炎(ジャンパー膝)・膝離断性骨軟骨炎・無腐性骨壊死
   3)肘:上腕骨外上顆炎(テニス肘・ゴルフ肘)・肘離断性骨軟骨炎(外側野球肘)
   4)肩:石灰沈着性腱板炎・腱板炎
   5)骨折:偽関節・疲労骨折・骨折遷延治癒
  ★その他:国内外の学会や研究会では、小児骨端症(オスグッド病・シーバー病など)、ばね指、各種腱鞘炎、有痛性外脛骨、
     分裂膝蓋骨、シンスプリント などにも有効とされています。

疾患別治療効果(目安)
 

 週1回で2~4ヶ月で疼痛が半減
  足底腱膜炎・アキレス腱付着部炎・テニス肘・ジャンパー膝・石灰沈着性腱板炎
 1回で3~5日程度で疼痛を軽減
  筋筋膜性腰痛症・頚椎症性神経根症・頚肩腕症候群

体外衝撃波治療の実際の施術
 

  1)体外衝撃波治療の説明後、照射部位を決定
  2)ハンドピースを患部に当てて衝撃波を照射します。治療には若干の痛みを感じます。
  3)治療時間は10~15分程度 
  4)推奨治療回数は週1回で3回行うプロトコールです。症状によって照射回数を調整します。
  5)平均的治療効果は60~80%
 

費 用

  保険適応:足底腱膜炎 一連の治療(1~3回)で保険点数5,000点(50,000円)で 
   3割負担:15,000円 2割負担:10,000円 1割負担:5,000円  となります。
  

  自由診療(足底腱膜炎以外の疾患)*税別
   初回:10,000円 2回目以降:5,000円 
   ※2カ所以上の治療の場合、別部位の診療として同様に、初回:10,000円 2回目以降:5,000円の費用が必要となります