2016/02/14

変形性膝関節症の治療 ーO脚矯正で軟骨(線維性軟骨)再生ー

  - 高位脛骨骨切り術(HTO)-  

変 形性膝関節症は、関節軟骨の摩耗と膝のアライメント(姿勢)の変化でO脚やX脚になり、ますます摩耗と変形が進行していく病気です。この治療は、ヒアルロ ン酸注射、消炎鎮痛剤、足底板、サポーター、四頭筋訓練などいろいろな方法があります。しかし、効果がなければ、つらいわけです。

そこで、O脚については、変形矯正で治療を行う、高位脛骨骨切り術(HTO)という方法があります。

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このように、アライメント異常でO脚やX脚になる人がおられます。

そこで、O脚矯正のためまず、すねの骨(脛骨:けいこつ)を内側から骨切りを行います。

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骨切りした後、器械で徐々に開いていきます。

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このとき変形(アライメント変化)を矯正していきます。骨の中には隙間ができます。

そこで、

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人工骨(βTCP:β-リン酸三カルシウム)を挿入し、間隙を埋める。この人工骨は経過とともに

自分の骨に置換されて消えてなくなる。こうして、骨切した部分の骨癒合が完成されます。

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こうして、O脚から、ややX脚に矯正完了します。

角度は180度以上→172度付近に矯正されるわけです。

実際のレントゲン写真では

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     手術前の内反膝(O脚)                 術後の外反矯正された膝

このことが、摩耗した軟骨に対する負担を軽くするため、軟骨は自己改善能力が働き

摩耗軟骨部分から線維性軟骨を再生させるわけです

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手術概要

 ・入院期間は約1ヶ月

 ・歩行できるのは術後2-3日から

 ・2週間で杖なしで歩行可能

 ・付き添いは、不要

   ただし、軟骨再生には6ヶ月を要するので、その間に痛みがあれば、ヒアルロン酸注射で回復を促したりもします

 ・金具は、約1年で抜去(骨内異物挿入物除去術)

手術不適応(手術できない人)

 ・膝の屈曲伸展が悪い人(120度程度しか曲がらない、伸びが10と制限されている)

 ・体重80kg以上の方

 ・高齢で骨粗鬆が強い

 ・変形性関節症が進行しすぎている(外側軟骨が残っていない)

 

希望があれば、ご相談ください。

 

 

 

 

 

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